北海道のキャンプ場の中でも特に人気の、支笏湖にある美笛キャンプ場へ行ってきました。
雨のキャンプが続いていましたが、今回はずっと晴天。ようやく本来のキャンプを楽しむことが出来ました。
行けばわかる!湖キャンプが好きになる美笛キャンプ場を紹介します。
【週末・お盆時期の混雑について】
週末・お盆時期は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点などから、込み合って入場できないことが有ります。
美笛キャンプ場
札幌から1時間30分の美笛キャンプ場。以前は、支笏湖にはいくつかのキャンプ場があったのですが、今では「モラップキャンプ場」と「美笛キャンプ場」のみになっています。今ある支笏湖のキャンプ場はどちらも大人気です。
収容台数 約200台、収容人数約600人/150張
開設期間 10月中旬まで
チェックイン 7:00~19:00
チェックアウト 7:00~11:00
キャンプ場は19時00分に閉門します。翌朝7時00分にゲートが開くまで車の出し入れはできないので注意してください。
宿泊料金 大人1,000円 小中学生500円 未就学児(4歳以上)200円 (4歳未満)無料
日帰り 大人500円 小中学生200円 未就学児(4歳以上)100円 (4歳未満)無料
ランドリー・シャワー 8:30~19:00
売店営業 10:00~18:00
(時間は時期により変更、休業日あり。)
〒066-0285 北海道千歳市美笛
美笛キャンプ場HP
美笛キャンプ場入り口
「美笛野営場入り口」の看板。反対側から来ると見落としてしまいそうです。看板の入り口からキャンプ場までは、間違っているのかと不安になるほど距離があります。
手付かずの自然を眺めながらしばらく進みます。
途中曲がりくねった場所ではすれ違う車に注意!
もう一度美笛キャンプ場の入り口の看板が。ここまで来るともうひと息です。
受付
入場ゲートの前に車を停めて受付けをします。受付けと説明で5分程かかるので、順番待ちの列ができる場合があります。
ここでゲートを開ける為の利用証カードをもらいます。来た時と、帰る時にカードを通します。(外出の場合は管理人に声をかけてゲートを開けてもらうのでカードを入れる必要はありませんが、再入場の時にカードを見せてから入場します。外出時忘れずに持っていきましょう。)
シーズン中の週末は入場制限がかかるほど混雑しています。チェックインの時間とチェックアウトの時間が重なっているので、チェックイン前に着くか、遅く来ても前日の宿泊客がいれば、撤収した後にテントを設営することができます。どちらにしても運次第。運次第だなんて、我が家の一番苦手とするシチュエーションです。
今回はシーズン(夏休み中)の平日に行きましたが、思ったより混んでいませんでした。受付をする時に管理人の方には、40組ほどチェックアウト予定だと言われたので、前日までは混んでいたのかもしれません。
センターハウス
センターハウス内の設備は充実しています!
- 売店
- 自動販売機
- ランドリー室
- シャワー室
- レンジ・ポット・トースター・スマホの充電スペース有!
レンジ、ポット、トースター
コンセントもあるので、安心!
吹き抜けの休憩スペースはゆったりと過ごすことが出来ますね。
センターハウス奥に売店・ランドリー・シャワー室があります。
薪や焚付けなどのほかに、除菌シートやオムツ・サンダルやおもちゃなど、忘れたり足りなかった場合に困るものは全て売店に売っています。アイスやおやつも売っています(気温が30℃を超えた日だったので子どもたちは大喜び!)
値段は割高ですが、近くにコンビニやスーパーがありません。忘れやすい細かいものも売店に行けばあるので万が一の場合も安心です!
自販機コーナーはセンターハウスの外にあります。
場内施設
トイレ棟Aの水洗トイレ
トイレ棟Bの水洗トイレ
トイレ棟Aは使っていないのでわかりませんが、トイレ棟Bには多目的トイレがありました。多目的トイレ以外は和式です!
炊事棟の水は冷蔵庫で冷やしてたかのように冷たいです!そのまま飲めるほど綺麗な水。洗い物をするときは不便なので、沸かして余ったお湯で洗い物をしました。
後ろに洗い終わった後の食器を置く台があって、これがとっても便利!
炊事棟2棟とも、横には足洗い場があります。湖で遊んだ後に、汚れた足を洗うことが出来ます。
反対側には生ゴミ入れも。
なるべく持ち帰りが原則のようですが、ゴミ集積所もあります。きちんと分別も鉄則です。
美笛キャンプ場の混雑状況
8月の始め、平日の様子です。平日にしては多いですが、噂ほどシーズン中ずっと混雑しているわけではないようです。ただ、金曜の11時頃には続々とテントを張る人が増えていきました。
設営場所
設営場所は、湖に面した場所、天然林の中、駐車スペースと離れているフリーテントサイト、設営場所によって全て違った雰囲気を楽しめます。
湖に面した場所に設営した場合
- ロープより湖側にテントを張ると、ロケーション抜群!
- 車はロープより湖側には停められない(子連れの場合車が来ないので安心)
- テントが砂だらけ
- 炊事場、トイレ、車などに行く時に、ロープが邪魔になる時がある。
森林の中に設営した場合
少しくぼんだ場所を発見。誰にも邪魔されない特等席!
- 木陰があって森林浴に最適!
- 静か。場所を選べばプライベートな空間もある。
- 車を乗り入れることができる代わりに小さい子がいる場合は注意が必要。
- 緑で囲まれているので虫が多い
フリーテントサイトに設営した場合
ここから降りて湖ギリギリにテントを設営します
駐車スペース
- 砂浜が狭いのでテントの目の前に他のキャンパーが来ることはほぼない。
- 比較的空いている。
- 車をそばに停めることは出来ないので荷物を運ぶのが大変。
- 炊事場、トイレなどが遠い。
湖で楽しむ
美笛キャンプ場には遊具がありません。我が家は水着を持って行かなかったので、持っていけばよかったと後悔しました。服を余分に持って行っていたので、子どもたちは濡れてもいい格好をして遊んでいました。水着も必要ですし、着替えは普段のキャンプよりも多めに持って行ったほうがいいです!何枚あっても足りないくらい。
湖で遊ぶ時にあるといいもの
- 水着
- サンダル(常にサンダルで過ごしていました)
- ライフジャケット
- カヌーやボート、カヤック(モーター付きは×)
- 網
- 水中メガネ
- バケツ
ボートで遊んでいる家族がうらやましい!というか、長女と次女は友だちができてちゃっかりボートに乗せてもらっていました^^;我が家も買うか検討中。
バケツは、水を汲んでおいて遊んだ後に足を洗っていました。足洗い場まで行かなくて済むし、洗い場から戻る間にまた砂が付くこともないのでバケツがあると便利!
注意点
管理人の方から渡された紙ですが、蜂やアブが本当に多かったです。実際に刺された方もいらっしゃいましたし、日中は不快なほどいました。蚊取り線香も虫除けもないよりはあった方が効果がある気がしたので、忘れずに準備しましょう。
花火
美笛では手持ち花火のみ可能なので、手持ち花火を持っていきました。
たき火
湖畔などの砂浜や場内の地面の上での直接のたき火を禁止しております。
たき火をご利用の際は、必ず焚火台をご利用ください。
焚火台を使って焚き火をしていましたが、4歳の次女には「たき火禁止」の文字が強く印象に残ったのか、いくら説明してもたき火はダメなんだよ!と受け入れてもらえませんでした。
美笛キャンプ場で売っている薪。四角く揃っているので、薪割りグッズがほしい。今回はワイルドにそのまま使いました(鉈がなかっただけ)
美笛キャンプ場の景色は絶景!
スマホで撮ってもかなり映えますが、家族写真を撮ってくださいと渡された一眼レフがすばらしく、カメラが欲しくなります(私の性格上持ち歩かない)。晴天に恵まれ景色最高!ずっと空を見上げていました。
夕日
日の出
夕日はモラップ、朝日は美笛がちょうど目の前になります。夜は雲一つない満点の星空、流れ星も天の川もくっきり見えました!星空を見るときは、木や電灯に邪魔されないので砂浜で見たほうがキレイに見れます。
まとめ
シーズン中の美笛キャンプ場は混むと聞いていましたが、平日のど真ん中に行けば比較的快適に過ごすことができました。夜中も騒ぐ人はいないですし、楽しいキャンプになりました。
毎回、このくらいのテント数ならいいなーと思いますが、そこは人気のキャンプ場。保証はできないので季節をずらして行くのが無難かもしれませんね。ぜひ、あなたも美笛キャンプ場へ行ってみてください!